行った人にはわかるけど行ってない人には伝わりにくいこの感動。てなわけでキャノンデール長距離ライド第2弾【巨石と古墳編】でございます。
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カレーでお腹いっぱいになったところで今回の目的地へ向かいます。
大通りはかなりの交通量なので、街中を走ってる小さい川沿いの道をゆったりのんびり走ります(橿原神宮によるつもりだったんですが、あまりの寒さに断念したのはシークレットです)
道に迷いながらも益田岩船のある麓に到着。
看板とウサギが出迎えてくれます。
バイクおりて・・
こっからは歩いて登ります。(最近こう言うシチュエーション多いな・・)
毎度想う事ですが、僕は一生SPDシューズなんだろうなと・・・
幅50センチくらい、腰の高さの溝みたいな道をずんずん進みます。
あまり人が来ないようで、綺麗な苔がそこココに
キノコも自由です。
周りが竹林になりまして・・
おぉ!?
このサイズ感・・・(左下はツレです。マルボロではありません)
でけぇ!!
後で調べてみますと、石の上部には人為的な真四角の大きい穴が開けられています。
明日香村にある亀石のような巨石建造物を作る途中に亀裂が入ってしまって放置されたってのが今んとこの有力説だそうです。(興味ある方は調べて、そっと僕に教えて下さい)
石の掘削跡。
飛鳥時代くらいに人為的に切り出されたものらしいので1300年くらい前(?)の当時の職人のお仕事跡だそうです。なんか不思議な感じですね。
(美しく見えるのは気のせいでしょうか)
しばし巨石に圧倒されるおっさん2人。
竹林のサワサワサウンドだけが流れる不思議な空間でした。
あまりメジャーでない(古墳のパンフレットの地図に載ってませんでした)せいか、
自然の雰囲気と喧騒の無さがとても居心地よかったです。
さてさて、巨石のお次は古墳へ向かうべく再びキャノンデールさんに跨ります。
やはりココに来たからにはアノ古墳でしょうって事でそちらへ向かいます。
近鉄電車沿いにバイクを走らせてものの20分ほどでしょうか。
整備された小高い丘が左右に広がって参ります。
グングン進むとアレの入り口が・・・
はい。こちらが現場です。
分かりますよね?アレですよアレ。
キ
ト
ラ
コ
フ
ン
てな訳で国宝キトラ古墳へやって参りました。
有力貴族のお墓の東西南北に描かれた四神が有名なアレですね。
現場見た時のガッカリ感は凄いものでしたが、横にある記念館は非常に素晴らしい内容でございました。
無料で見れるクオリティではなかったですね。
良いもの見せて頂きました。
帰りルートは元来た道通るのも芸が無いので、もう一本北の30号線で帰る事にしました。
こちらは今までの道とは打って変わって広々とした車線をゆったり帰る事が出来ました。奈良へのアクセスはこちらが安全パイかもしれませんね。
一日中、日が出ずになかなかに厳しいライド。
あまりの寒さに途中のコンビニであったかいカフェラテを頂きながら愛車を愛でてみます。やっぱりカッコイイなぁ・・・
おっと日が沈むまでに大阪入りせねば。。
今回のライドではホントに色んな収穫ありまして、頭で考えただけの結論で動かなくて正解だったなと実感することが多数ありました。
ロードバイクである以上、走って感じて次へつなげるのが一番大切ですね。
今回の成果、インプレッションについてはまた後日お知らせするとして、日が沈むまでにサクっと帰りましょう。
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山越えして大和川へ帰還。
寒さにも疲労にも抗いながら山越えしてきたボロボロの体に優しく夕日が迎えてくれます。
残り15キロ程を走り切り、キンカキンカに冷えたルービーで打ち上げ。
何杯飲んでもビールの味が一杯目のソレってのが何よりのご褒美でございます。
こんな感じで日帰り自走ライドは無事閉幕。
お初が多いライドながらキャノンデールに関するイメージや、今後の付き合い方の方向性が具体的にブラッシュアップされた素晴らしいライドとなりました。
良い一日やったな~