数年前。
街中の何処からでも見える雄大なアルプス山系広がるシチュエーションに、心から感動したことを覚えています。
そんな所を自転車で走らない訳はありません。
って事で、1年くらい前からずっと行く機会を探っていたんですが、コロナや天気に立ちふさがれまして、ずーーーっとお預け食らってたんですが、先日遂にその夢に肩までどっぷりつかって参りました。
そんな小さい夢がかなったおじさんの備忘録でございます。
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早朝６時３０分。
リンとした空気が漂う中、おっさん二人集合。
しずしずと前輪外して車にバイク積み込みます。
京都～滋賀～三重～愛知～岐阜を経由しつつ長野県に到着。
1泊2日予定の初日は長野県安曇野市へ。
今回の相棒はTopStoneさんです。
到着。
昼過ぎに到着したとは言え、車での疲れ（片道6時間）もありますので、初日は軽く流すことに。
当初、初日は宿入って飲むだけかな・・・・てな中年男全開の発想だったんですが、さすがにそれは勿体ないって事で、安曇野市のこの自転車道を目指します。
「あずみ野やまびこ自転車道」
その名の通り自転車用コースですね。なんでも、世界かんがい施設遺産「拾ケ堰」（じっかせぎ）と併走する自転車と歩行者の専用道路だそうです。
距離は30キロ弱くらいでほぼフラット。快適。快適。
街中のソコココに用水路が張り巡らされております。ちなみに前日までの大雨で、かなり水量が多かったですね。こういうの旅っぽくていいな～
ぐいぐい踏み始めますと、田んぼと空が広がってきます。
長野って感じでテンションあがりますわ～
ボチボチ田植えが始める時期のようです。
キョロキョロしつつ走ってるとコースの標識発見。コースＡ。
さすが標識上げるだけの事あって、コースが美しく舗装されております。
雲が多いですね。
僕らが走ってる所は晴れてるんですが、山の方では微妙なお天気の模様。
さすがは自転車王国。柵がバイク仕様になっているんですが、全部を表現しないあたりにワビサビ感じます。
広い空と田園の中を走っておりますと、突然空気感が変わるゾーンが・・・
近づいてみますと、高い木と細い道と用水路 が・・整ってるなぁ。。
神社でした。立派やなぁ・・・違和感感じるのは誰もいないせいですかね。
ホントに誰も居ません。サイクルジャージのカラーが異世界感をカモし出します。
中央に置かれた（存在してた？）石がなんともいえずアレですね。こういうのを鎮座っていうのかしれません。
改めまして水量多めの横をえっちらおっちらペダル踏み込んでおりますと、お腹が減って参りました。
熟考した結果、洋食をチョイス。
老舗（と思われる）の洋食店「レストラン アベ」で昼食。
店の空気感、看板、屋号、これは美味しくないはずがない・・・・
管理人はハンバーグコースを頂きました。
コース最後のアイスクリーム。乾燥リンゴが添えられている辺りに長野県を感じます。こういうのが現地行った醍醐味かなと思うのです。
長い時間かけて昇華されていく味と言うのでしょうか。歴史を感じられるとても美味しいひとときでございました。ご馳走様でした。
お腹いっぱいになりまして、再び走り出します。
単線、単車両と思って待ってたら２両だったんで、おっさん二人微妙なテンションになるの巻。
そんなテンション下降気味なところにトドメをさすように冷たい雨が降り出します。
こらあかん！！っと思ったタイミングで「大王わさび農園に到着」
園内は無料とは思えないクオリティで栽培中のワサビ農園を堪能できます。
日当たりをコントロールする日よけ。宇治方面走った時なんかもおんなじような風景見られますね。て、なかなか立派な鯉のぼりですね。
生ワサビも販売中です。 もちろん購入しました。
そんなこんなで早朝運転からの30キロライド終了。距離的には特に問題無かったんですが、途中で降りだした雨にだいぶ体温持っていかれました。しんど・・・
ま、最後はまた晴れだして快適ライドとなりました。良かった良かった。
今回もモンベルのウインドブレーカーが良い仕事してくれました。
その後宿に入って無事初日終了となりました。
宿近くのシャッター通りをさまよいつつ、適当に焼き鳥なんかつまみながら夜は更けてまいります。 
てなわけで初日は軽いライドながらも長野の美しさを十分に実感出来た１日となりました。否が応でも2日目の期待が高まりますね。
ではでは本日はこの辺で。次回2日目もお楽しみに。
～2日目ライドはこちら～
あ、そうそう。皆様ロードバイクな人生を～
