「こんなコースあるらしい。知ってる?」
送られて来たコースを確認し、知らない旨を伝えると土曜早朝お迎えに行くとのご連絡。
そんな一方通行ライドのお話です。
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1時間30分ほど車を走らせて目的地へ。本日の相棒はBASSOさんです。
大きな川沿いを行くコースからのスタートです。
川沿いを南にぐいぐい進みますと海に出ます。
ゆったりした海をしばらく進みますと、
「道の駅みつ」
に到着。
中に入ると単車が多い。有名なコースなんですかね?
一休みするBassoさん。いっしょに海を見るのも何度目でしょうか。
てな訳で本日のコースのご紹介。
はりまシーサイドロード
姫路市の少し西にある海沿いルートで、自転車ルートとしてブルーラインも引かれておりました。
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道の駅を出るとすぐに海が近くなります。
漁港へ降りて行く為のヘアピンカーブ。
漁港の先には牡蠣の養殖場が広がります。
ひたすら海沿いを走ると、とある岬への入り口を発見。
「万葉の岬」
瀬戸内を一望出来る岬。展望台周りには椿の木がわさわさと。
岬から見える島の名前いっぱい載ったやつ(展望台あるある)。
岬下って自転車走らせますと、キリンさんがお出迎え。
広島でなくても瀬戸内って造船が盛んなんですね。絵になるなぁ・・・
歴史を感じるライドに身も心もどっぷり浸かっておりますと、あんまり歴史を感じない入り口を発見。お腹減ってたので吸い込まれました。
激推し牡蠣フライ定食を頂きます。うっかり美味しかったです。
更にバイクを西へ走らせますと、吊り橋やら工場やら人工物が多いセクションへ入ります。吊り橋はいつ見ても美しい。
橋から見える何かの工場。
でっかいえんとつがお出迎え。
えんとつの足元にでっかいパイプ。直感的にエヴァンゲリオンを思い出しました。
写真では伝わりにくいんですが、下に見える車のサイズからご想像ください。
ちなみにこちらは発電所だったようです。火力かな?
そのまま海沿いを走っておりますと、ふと横目に古い町並みが視界に入ってきます。
「坂越」と言う地区。
古い古い建物が通りに並びます。ルートを少し外れて立ち寄ってみました。
「忠臣蔵」と言うなんともストレートなお酒を造ってはる酒蔵さん。
アジも迫力もある建物。
写真はありませんが、歴史ある建物の隙間に古さを生かした新しいお店も立ち並んでおりました。有名なスポットなんでしょうね。美しいところでした。
素晴らしい寄り道に酔いしれつつ、次の目的地へ
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湾をグルっと周って突き出た先っぽにいきますと、シャレオツゾーンに到着です。
「きらきら坂」
海へ続く坂道、オシャレなお店、海沿いのピッツェリア、アジア?兵庫?近畿?のナポリ(と言われているらしい)だそうで、ちょっとした観光地となっておりました。
きらきら坂のきらきらに圧倒的なめまいを感じつつ先を急ぎます。
きらきら坂から北上しますと右手に線路が。写真撮れてませんが新幹線でした。
そこから急に上下左右に木々が生い茂るゾーンに入ります。
路面は荒れた舗装路、上下左右の木々が光をさえぎって薄暗く、人も自転車も車も誰もいません。こんなコンディションの道が5キロ以上続く、非常にレアで楽しいルートでございました。
グラベルバイクで走るともっとリラックスして走れたかと思うんですが、細いタイヤでも心地よい緊張感の中走れる、めちゃくちゃ受け皿の広い、めちゃめちゃ楽しいコースでした。ただただストイックに走れるこのコースは是非また走りたいなぁ・・・
そんな感じで、90キロ弱のコースは無事終了。
はりまシーサイドロードは海沿いのルートを指すんですが、今回は左側の北上ルートが素晴らしく楽しいルートでございました。
どんなところでもそうですが、実際行ってみないとイメージや情報だけでは分からない道が沢山ありますね。いや~楽しいライドでした。
皆様も是非に~