2022年も早いもんで3月に入って参りました。
まだまだ寒い日が続いていたんですが、ここではないどこかへ行きたい欲がふつふつと沸き上がってきたところに、いつものビアンキ君からご一報
「週末どない?」
そら無条件に飛びつきますわ。
何にも考えずに飛びつきますわ。
なのですが、残念ながら土曜日に先約があったため日曜ライド。
次の日仕事やし軽めにしときますかって事で、ホントに軽めの40kmコースを設定。
走りたい欲の高まりと、極々軽めの距離感から、二人共前調べなど特にせずに現地へ向かいました。
はい。こういうのを世間一般的に
「フラグが立つ」
って言うんでしょうね。
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お車にバイク積み込んで出発。(スルーアクスルの前輪外しにもすっかり慣れました)
目的地は京都、奈良、三重の県境付近。
出発してすぐに広がるお茶畑。宇治茶が特産品だそうです。宇治茶って宇治以外でも作ってるんですね。
山登って。
ダム渡って
橋渡って。
見たこと無いご当地キャラクターがお出迎えしてくれます。(顔がありません。ジオング的アプローチでしょうか)
ウメリン梅キングを横目に更に進むと古い町並みが広がります。
ほとんどがお土産屋さんなんですが、赴きある建物が多いですね。
なかなかにハードなアップダウンを乗り越えますと、伊賀市内に入ります。
理路整然と並ぶ建物と給水塔がお出迎えしてくれました。
(こういう雰囲気好きなんです)
伊賀市入って補給タイム。
レストランitoへ
地元に愛される洋食屋さんって感じで店内は良い感じに賑わっておりました。
ハンバーグ定食を頂きます。
ステーキ皿でじゅうじゅう焼きのハンバーグが御降臨。
ソースの色が黒いなぁと思ったら、三重県は赤味噌の文化なんですね。
(余談ですが以前三重で焼肉食べた時、赤味噌をまとったお肉を焼いてダイレクトに頂きます。)
地元文化に触れられる瞬間って自転車乗りの幸せの形ですね。
大変美味しゅうございました。
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快適な店内から外に出るのを嫌がる体を引きずりつつ、次の目的地へ。
と言っても全行程40Kmだと残るところ10Kmちょい。
本来楽勝のんびりモードな訳なのですが、前述のフラグの意味がここにきて明確になって参ります。
この日の天気予報は
晴れ
最大風速
西風8メートル
ただでさえアップダウンの多いこの土地柄。(そもそもここをロードバイクで走ってる人は皆無。ほとんど単車)
そこにひたすらの向かい風。(体感的には風速10mは越えておりました)
なんだか色んなモノを持っていかれるグッドコンディションです。
このまま車んとこまで帰ろうぜって言葉を飲み込みながら、なんだかんだで次の目的地へ到着。
段々畑で有名な場所(名前忘れました)が突然開けます。
地元民創作の展望台。公共に頼らない逞しさが素晴らしい。
田植え以降の時期ならもっと素敵な光景が広がるんでしょうね。
てな感じで、あっと言う間(ブログだと)の40Kmライドは無事終了。
ただひたすらに続くアップダウンと凄まじい向かい風で何度も心折られそうになるタフなライドでしたが、地の文化を色々感じられる面白いライドでございました。
ちなみにタイトルにある「梅」とは
奈良県の月ヶ瀬と言う梅林で、川沿いに延々と続く梅の木々が本当に圧巻でした。
全く咲いてへんかったけどな。
そんなライドもこれまた一興(と思う事にする)
程よい事前調査は大切でございます。