下りが苦手なんです。
何度も言ってますけど。
そんな下りビビりの管理人が油圧ブレーキを体感してからと言うもの、
長い下り坂をリムブレーキで走る事に苦手意識がクッキリと形作られちゃいました。
ここでごくごく普通のバイクに乗ってたら、あっさりリムブレーキのバイクを売って・・
新しいディスクブレーキに・・・
って思考になってたかと思いますが、リムブレーキのバイクがなんと言っても世界で一番美しいカラー。エレクトリックスカイのBASSOさんですよ。
心から愛しているこのバイクを手放すはずがないのです。
てことで、ケーブルの交換や、ブレーキのグレードを上げる事など、色んな事考えながら悶々としておったんですが、
とある情報を見てみますと、
・下りの時に下ハンを持つとブレーキレバーの先っぽ付近を持てて少ない力でブレーキレバーをコントロールできる。
・低重心になってカーブん時に狙ったコースを取りやすい。
なるほどな~
機材よりもテクニックで対応してみてもえぇんちゃうか?って話ですよね。
で、そんな情報にどっぷり肩まで浸かっておりましたタイミングで、先日の友ヶ島ライドに突入してきましたので、早速下り坂 下ハン トライ実践してみたんですが・・・
・下ハン持って下ってみると、体感的にスピードをより速く感じる。
・カーブん時にスローインしようとすると、自重に押されてブレーキ効きにくい錯覚?に陥る・・・
てな感じであんまり良い感想ではありませんでした。
そんなモンモンモンな状況を最近ちょこちょこお世話になってるお店で(ハンドルの交換も踏まえて)お伝えしたところ、
「このバイク(BASSO)のハンドルのセッティングはクラシックスタイルですね。下ハン持った時ブレーキ遠くないですか?」
とのご回答。
そもそも下ハン持った時、「ここに指が届くくらい前傾姿勢になりなさい。」
って意味かと思ってたんですが、
最近はそういう事でもなく、下ハンに手が入りやすい角度ってのがトレンドになってるらしくて、そこまでストイックに考えなくても良いようです。
で、上記のクラシックなスタイルってのはどういう事かと言うと、
端的に言うと、ハンドルの角度とブラケットの位置が素直なポジション(昔によくあったポジション)って意味だそうで、このセッティングやと上記の通り下ハン持った時のブレーキの位置が遠くなりがちなんだそうです。
↓↓↓クラシックスタイル(と言われた)なハンドル角度↓↓↓
そこで、ドロップハンドルの角度を少しだけ手前に回して、ブラケットを少し上に移動させたらいいかもね・・・って話を頂いたので、ちょいとお店で変更して頂きました。
変更後---
ブレーキレバーの先とドロップハンドルの下ツラの位置が近づいたの分かります?
この状態で試乗してみたんですが、これがまた全然感覚が違う。
下ハン持った時、スっと指先がブレーキレバーに触れるんですよね。
今までは上体を思った以上に倒さないとブレーキレバーに指先が届かなかったので、かなりの感動ものです。
いや~~思い込みで悩むより、プロに少し相談しただけで世界が変わるんですね。
改めて自転車の奥の深さを感じました。
ただし、セッティング変えた事による影響は良いことばかりではなく、ブラケットを持った時の安定感は前の方がありました。
まぁでも新しいセッティングによるライドの変化を期待するってのは、新鮮な楽しみ方ですね。早く山で試したいー
てことで、インプレはまたいつぞや。お楽しみに~