ずっと気になっているパーツがありましてね。
気になりつつかれこれ1年くらい経ったでしょうか。
別に絶対必要ではないんだけど忘れた頃にひょっこり顔出してくるんですよね。
今回は、そんなチラリズム的自転車ライフの中、遂に牙城が崩れてしまったお話です。
---
先日、最近お世話になってるお店で色んな質問させてもらってたんですが、気付くと例のひょっこりさんの話題になっておりました。
「シートポスト」さんですね。
気になってるメーカーがありましてね・・・・って話をしたんですが、このコロナ禍の影響で、どんな自転車もパーツもなかなか入荷が難しい。人気パーツになると尚更ですね。。との事。
そんな話の流れだったんで、完全に諦めモードであのシートポストについて入荷状況を確認してみますと、
「店頭在庫は無いですけど、今年の2月(9ヵ月くらい前)に発注しておいたソレが、代理店の在庫に今週入ってきたみたいですね。てことは1週間くらいで入荷しますね。タイムリーですね~」
との奇跡的な回答。
光の速さで発注。
---
本日、入荷のお知らせがありましたので引き取り&取り付けをお願いしてきました。
そんな気になるソレはコレ。
THOMSON ELITE SEAT POST
はい。引っ張った割には定番商品でございました。
アメリカのアルミ部品メーカーで、輸入元サイトによると
「航空機業界最大手2社の機体に使用される部品を任されるほどの高い信頼性と強度設計に基づいて作られるその製品は、今ではレース用ステム・シートポストのベンチマークとなっています。」
だ、そうです。なんか凄そうですね。
1つのアルミの塊から削り出しで作られているそうで、とにかく精度の高さが素晴らしいそうです。この写真観ると凄さが伝わってきますね・・・(ステムやけど)
で、今回管理人が購入したシートポストは一番スタンダードなElite(エリート)と言うシリーズのシートポスト。
前述の通りアルミ(7000系)の削り出しで作られたもので、強度を増す為に前後に厚みを持たせているそうです(写真撮り忘れたんで輸入元サイトから抜粋)。
この精度出すだけでもすごいモノって事が伝わってきますね。。
---
改めて今回購入したシートポスト。
精度の高い製品って美しさが後から付いてくるんですね。ずっと眺めていられます。
仕様は本体に印刷されています。
見た通りなんですが、16mmのセットバックしているもの。
普通のシートポストは真っ直ぐに作って後で櫓を取り付けるらしいですが、削り出しで作るTHOMSONは後ろにずらして付ける事が出来ないので、削る段階で16mm後ろに角度を付けるそうです。(店主談)
なんとも言えない造形美ですね。
---
交換前のシートポスト(MicroTech)
※店主にこのメーカーついて聞いてみた所、聞いたこと無いです。とのご回答。
まぁ普通の雰囲気ですね。
シートクランプもMicroTech製です。
写真では分かりにくいですが、櫓は一ヶ所で締めるタイプでした。
さ、交換しましょう。※お店でやって頂きました。
シートポストを外しまして。
クランプも外します。
交換完了。
カッコイイーー
櫓にもTHOMSONのロゴ。
真っ黒ツルツル面かと思ってたんですが、研磨時に残る細かい断面がうっすら見えてますね。本当に美しい造形美。
16mmのセットバックがなんとも官能的。美しいなぁ。
当然口径は変わってないんですが、なんかガッチリ且つスタイリッシュな感じになりました。カッコイイなぁ・・・
リアライトを付けてみます。店主がロゴを意識して下の方に付けてくれました。
ライト付けると固定用のゴムが気になりますね。。この辺はまた今後の課題にしてみましょうかね。
クランプも一緒に交換しようと思ってたんですが、発注するのをすっかり忘れてまして今回は既存のものをそのまま流用。
THOMSON名物。謎の布のポーチ。流用方法に悩みます。
簡単な説明書。絵のディテイルが昭和のプラモデルの説明書っぽくて好き。
以前使っていたMicroTechのシートポスト。
重量は323グラム。一方THOMSONは、お店で重量計ってもらうの忘れたんで正確な重量分からんのですが、ネットで調べた所200gくらいだそうです。
恐らく120グラムほどの軽量化になったと思います。
寄りで見ても引きで見ても本当に美しい造形美。
ずっと気になりながら今一歩踏ん切り付かなかったんですが、面白い縁によって思い切って良かったです。
てな訳で、久々のパーツ記事でございましたがいかがでしたでしょうか?
なんだか想像以上に良い買い物出来て、また1つワクワク要素増えました。
次、遠出出来るのが楽しみですね。
長くなりましたがもう1つだけ・・お店出て自宅まで5キロ程の距離だったんですが、早速変化を感じました。正直、走った時の変化はそれほど求めていなかったんですが、明らかな変化を感じ取れてこれまた感動。
が、今回はちょっと長くなったので、この辺りのお話はまた次回。
いやホントに気持ち良かったな~ワクワクするな~