前回記事でご紹介しました三ヶ嶋製作所SPDペダル「US-S」と、
BassoのSHIMANO SPDペダル「PD-ED500」の比較インプレなんぞお届けしてみようかと思います。
改めましてCannondaleのペダル三ヶ嶋製作所「US-S」
ところ変わってBASSOのペダルSHIMANO「PD-ED500」
どちらも同じシューズ、同じビンディング(SPDマルチクリート)。
両ペダル共セッティングは一番外れやすい状態で使用しています。
■見た目
三ヶ島:長方形のちょっと無骨な印象。周りの黒い枠は脱着時の使い勝手の良さや、本体への保護の為のものらしく、いつでも取り外しが可能だそうです。(どっかのタイミングでやってみますね。)
SHIMANO:前後のディテールが台形でスリムな印象です。
大阪弁で言うところのシュっとしてるって感じでしょうか。知らんけど。
■装着する時、外す時
前回記事にも上げましたが、感触がまるで違います。三ヶ嶋の装着時は「カチッ」、リリース時は「バチン」てサウンドで、そこまで軽くもないんですがどちらも安心感を与えてくれます。
SHIMANO装着時は「カチャ」、リリース時は「カチン」ってなサウンドで、どちらもほとんどチカラもエネルギーも不要です。
ココは好みの問題かと思います。
が、僕はすっかり三ヶ嶋の感触がスタンダードになっちゃいましたので、今後三ヶ嶋推しになりそうです。
■ペダルに足置いた時の感触
SHIMANOはツルツルっと滑りやすい感触、三ヶ嶋ペダルはある程度の抵抗を感じる感触です。こちらも三ヶ嶋の感触が好きですね。
■自転車進めてる時
若干、三ヶ嶋の方が力が伝わりやすかと思いますが、そもそもバイクが違うんでここは単純に比較は難しいかと・・・
■SHIMANOペダルの総合評
SHIMANOは付けやすく、外しやすい、と言うSPDペダルを始める点で一番の不安点をクリアしてくれてるように感じます。
あ、外しやすいと言っても、実際の走行時に外れたり、チカラがボディに伝わらなかったり・・・と、ご心配部分もあろうかと思いますが、2年くらい使い続けて外れた事は1度もありません。使いにくいって感じたこともありませんね。
真面目にペダル回してる分には全く問題無いかと思います。
初心者にも中級車にもどちらにもおススメ出来るペダルかと思います。
三ヶ島ペダル使うまで、ホントに不満無かったのでギリギリまでCannondaleに同じペダル入れようか迷ってたくらいです。
あ、SHIMANOの方がお安いです。
■三ヶ嶋ペダルの総合評
三ヶ嶋ペダルについては、装着時、リリース時、共に少しコツが必要です。
が、前述の通り僕は1,2カ月でシックリきて、その後どんどん馴染んで来ました。今となってはMKSの色んなペダル使ってみたい病が発症しておりますw
まぁ今後の人生の長い長いお楽しみってところでしょうか。
まだ使い始めて数カ月ですし、ロングライドも1度だけなので、まだまだ色んな発見あるかと思います。長く使ってみたくなる素晴らしいペダルですね。
そんなこんなで、管理人個人の感想としては、三ヶ嶋ペダルの圧勝なのですが、
感触よりも何よりも、間違いなく外れ易く、取り付け易いSHIMANOはビンディングデビューしようかお悩みの人にはオススメです。
てな訳で、まいどまいどの事ですが商品の合う合わないは、無数の要素が組み合わさって出来ている事象です。色々考えて、色々考えすぎず、な感じで迎え撃っても良いかもしれませんね。
皆様にも素晴らしいロードバイクな出会いがありますように。
追記:
今回のインプレ書いてて想ったんですが、三ヶ嶋に対しての感想が仕様的な部分ではなく、
「使ってみて直感的に心地良い」
って事
前回記事に書いた「70年ペダルを作り続けた境地」がコレなのかもしれません。
使って数カ月の人間が偉そうに言っちゃダメかとは思いますがw
少なくとも管理人は素晴らしい商品と出会えたなと思っています。