行った人は伝わるけれど、
行ってない人には全く伝わらない、走りに行ったシリーズでございます。
待って!右上にマウス走らせないで!
前回のマメイチ(小豆島)ん時もそうだったんですが、
今回も信州のアルプスを見ながらツールドフランスごっこに行く予定でした。
が、旅の大ベテランの連れが、
「せっかくやしアルプスにちょっと雪残ってる頃に行こうぜ!」
と、鶴か亀か分からん一言でまたもや延期。
そんな訳で、今回のコースは
「あさご市」って読むんですね。ずっと「あさぎ市」と思っておりました。
今回の目玉は
天空の城「竹田城」
雲海にうかぶ幻想的な眺めで御馴染みのアレです。
もう一個はメタクソ昔の文献なんかにも登場しているらしい「生野銀山」
大阪人なのでこちらは「イクノ」と読めました。
スタート地点は竹田城からほど近いところ。
言うてる間に竹田城ふもとに到着です。
駅と山のバランスが素晴らしい景色でした。
なんか風情あるお寺や駅舎、踏切なんかがいい味出しております。
がしかし。
スタート早々のクライマックス
ほとんどの人が竹田城駐車場から舗装されたルートで登って来るのですが、
自転車民の我々は何も知らずに反対側からアクセス。
小学校の遠足ん時に上った山の10倍険しくした感じって言えば、伝わるでしょうか。
とりあえずおっさん2人は無口になります。
あと100メートル高かったら不機嫌になってたと思います。
で登頂。
思った以上に広い頂上をブラっと一周。
どっからこの石持ってきたんやろ・・・と話してたら
ボランティアのおじさんが、この山はもともと石山やったんでこの山の石ですわー
と教えてくれました。
帰りも道に迷いながらもなんとか帰還し自転車再開(漕いでススムって素晴らしい。)
途中でお店に入るも看板の写真を忘れるという失態。
屋号忘れちゃいました。
拘り野菜のお店なんですが、お肉もスープも甘いものも大変おいしゅうございました。
ちなみにここで水補給をさせて頂いた際、氷をたくさん入れて頂きまして、
この氷水で命拾いするとは知る由もありませんでした。
うまかったなー
しばらく走ると本日のお山に到着。
基本的にヒルクライムでは足付かないって決めてるんですが、
今回はホンマにホンマに限界きまして遂に撃沈。
坂にやられて走馬灯と対峙する40代の背中。
坂にやられてぶっ倒れた40代の視界。
なんとか押して上がってからは、順調に川沿いをごゆるりごゆるり。
冷たい空気に助けてもらいながら、もう一つの目的地、生野銀山へ到着。
さむぅ!!
坑内は年中13度だそうで、風が吹くと一気に持っていかれる感じ
謎の外人マネキンに歓迎され、江戸時代から続く鉱山を堪能。
まだ色々あるっぽいですね。
三菱のマークってやっぱりカッコイイ。
「KOBE WORKS」ってのがイイ。実にイイ。
ロードバイクってカッコイイ。
車はかなり多かったんですが、自転車は僕らだけでした。
自転車コースを意識せずに出かけるんで、こういうことがよくあります。
てか今回はただ暑かっただけか・・・
なんだかんだで時間は過ぎてるけど、走った距離は80キロ弱。
ま、こんなんもたまにはいいかもね。
てかこういうのをポタリングっていうんですかね?
帰阪後は光の速さでシャワーを浴びて居酒屋集合。
何倍飲んでも一杯目の味のビールが何よりのソレでした。
しかし暑かった。
しかし自転車楽しい。